2024年2月17日土曜日

第9回高野八葉全国俳句大会 作品募集

 9回高野八葉全国俳句大会 作品募集

募集作品 雑詠21組(複数応募可。未発表作品に限る)

応募方法 所定の応募用紙または原稿用紙に作品、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、

電話番号、結社名、大会の出欠を明記し、投句料を添えて送付

※応募用紙は下記問合せ先、又はホームページよりダウンロード

投句料  21組につき1,000円(定額小為替または現金書留にて送付)

選者   朝妻 力・久保純夫・佐怒賀正美・鈴鹿呂仁・谷口智行

坪内稔典・西宮 舞・花谷 清・宮谷昌代・森田純一郎・山田佳乃

和歌山俳句作家協会役員選者

投句締切 531日(金)※必着

応募・問合せ先  〒640-1141海草郡紀美野町小畑八三四の六四 手拝裕任方

         高野八葉全国俳句大会(電話073-489-5718

         投句用紙

  https://www.ne.jp/asahi/wakayama/kii-sanmyaku/kouyahatiyou.pdf.pdf


大会概要

日時  714日(日)

会場  高野山大師教会2階中講堂(伊都郡高野町高野山347

内容  当日投句、応募句表彰・当日句披講、表彰

当日投句  雑詠21組(未発表句に限る。1130分締切)

投句料 1,000

2023年10月7日土曜日

高野八葉全国俳句大会の応募句、当日句各5句が金剛峯寺の新別院に掲載されました。
今年の揮毫は書道家の中村眞由子さんにお願いしました。

2023年7月22日土曜日

第八回高野八葉全国俳句大会開催

 

「弘法大師御生誕一二五〇年」で賑わう和歌山県高野山にて七月十六日、第八回高野八葉全国俳句大会が開催された。回を追うごとに出席者、投句数も増えて今年は応募句967句、大会参加者は93名。下界より五度以上は涼しい標高八百メートルの高野山に集合した。応募句の部の最優秀(金剛峯寺賞)の鈴木玲子さんには、高野山宿坊ペア宿泊券が贈呈された。当日句は、前泊の人、当日車や電車で来た人など、選者を含めて全員が投句し、参加者全員の選句、披講、点盛のあと入賞者が選ばれた。当日句の部の金剛峯寺賞は片山綾子さんに。応募句の部同様、ペア宿泊券が進呈された。応募句の上位五句と当日句の上位五句は、短冊に揮毫され一年間、金剛峯寺新別館に掲示される。また、今回より、特別選者の佐怒賀正美氏、山田佳乃氏も釈迦文院に前泊され、宿泊者36名での、ミニ句会や和気藹々の懇親会も催された。

         前日の懇親句会。釋迦文院で36名が参加
         佐怒賀正美様、山田佳乃様による選句と講評

第八回高野八葉全国俳句大会開催
              大会会場風景93人が参加
                 選者と入賞者
                    選者先生

              金剛峯寺 近藤本淳様ご挨拶
             当日句金剛峯寺賞 片山綾子さん

             当日句和歌山県知事賞 山田佳乃さん


第八回高野八葉全国俳句大会応募句

〈入賞句〉

 金剛峯寺賞

高野山大学生れ燕の子         鈴木玲子

 和歌山県知事賞

行間の白の涼しき母の文       森山久代

 釋迦文院賞

豆飯やほどよき仲の五十年    中浴智美

 高野町観光協会賞

開けぬまま水に流して落し文   北野惠美子

 高野山宿坊協会賞

亀鳴くやいつからか子に気遣はれ 山下園子 

 高野町商工会賞

燕来る農百年の深庇           森本潤子

 高野町文化協会賞

宿坊は玻璃戸一枚明易し       笹岡紀代子

 和歌山俳句作家協会賞

蛸を干す避難経路の島の路地   竹内 輝

 和歌山文化協会賞

被らずに遺品となりし夏帽子   岡田邦男

 大覚総本舗賞

渦巻に海の記憶や蝸牛         西田 洋

 

 

〈選者特選句〉

中原道夫

飛花落花振り向くこともせぬ法衣   道本朗子

蟻の列道ある如く曲がりをり     岡田邦男

母許とふ言葉うつくし夏の雨     百田登起枝

佐怒賀正美

霊山の急峻となりさるをがせ       山本はじむ

奥の院までまつすぐの月の道        小林恕水

藤棚や杖置く母と香の中に            深津一葉

山田佳乃

千年のその短さを時鳥             百田登起枝

青嵐万霊騒ぐ御廟みち            中嶋美惠子

山越せば変はる言葉よ桜東風     島本美紀

朝妻 力

転衣式称へ高野の風光る       山本容子

谷口智行

千年のその短さを時鳥        百田登起枝

宮谷昌代

千年の杉の直幹蟻登る        木下敦子

森田純一郎

眞別処解夏の障子を開け放つ          小畑晴子

上野みのり

八月来語り継ぎたきこと数多          外山容子

江口 孝志

清浄の雨となりゆく蓮の池            小林志乃

川口 修

仏像のための冷房博物館          桑島 啓司

北岡ゆみ

スランプを抜けし一球風光る     永田康子

木下敦子

空海の心漉きこむ高野紙             江口孝志

桑島啓司

高野山大学生れ燕の子                鈴木玲子

古梅敏彦

宿坊は玻璃戸一枚明易し           笹岡紀代子

武友朋子

つぎの世を風にたくして草の絮   西本美弥

塚月凡太

空海の御廟へつづく蟻の道      小林恕水

手拝裕任

「空海」を知りたく受ける夏期講座  金岡道子

中筋のぶ子

杉の秀の上に杉の秀月冴ゆる        尾崎と代子

永山 英樹

後ろから呼ばれて外すサングラス   三上孝子

深津一葉

石楠花や塔に色添へ咲き誇る     増田淳子

本多 邁

太陽の季節となりぬヨットの帆    小谷一夫

満田三椒

空蟬や夫に閉めさせ背のファスナー  小谷一夫

矢野景一

白南風や帽子を買つて靴買つて        津田京子

山本はじむ

老人に取り付く狐狸やいたちぐさ   新井竜才

 

 【当日句の部】

〈入賞句〉

 金剛峯寺賞

日焼の子千年杉の脈を聴く   片山綾子

 和歌山県知事賞

千年をただ真直ぐに夏木立   山田佳乃

 釋迦文院賞

てのひらの山蟻風に返しけり  志々見久美

 高野町観光協会賞

蝉穴を覗きて其の日暮しかな  今野響

 高野山宿坊協会賞

洗ひ髪高野夜風をほしいまま  上野みのり

 高野町商工会賞

蓮池や僧の砂噛む下駄の音   中村恵美

 高野町文化協会賞

涼しさや二十万基の墓の黙   古梅かほる

 和歌山俳句作家協会賞

飯盛るも修行の一つ寺涼し   中村眞由子

 和歌山文化協会賞

本山を訪ふ白靴を洗ひけり   宮内 信子

 大覚総本舗賞 

大塔の九輪押し上ぐ夏の空   北川秀子

秀逸賞

山裾の青田に高野の余り風   手拝なをみ

読経せる堂の下なる蟻地獄   三上孝子

夏手套外し大師の善の綱    中島玲子

 

〈選者特選句〉

佐怒賀正美

日焼の子千年杉の脈を聴く   片山綾子

山田佳乃

宿坊の昼しづまれり夏木立   徳永逸夫 

朝妻 力

涼しさや米寿の貝のイヤリング 古梅かほる

宮谷昌代

朝涼や父子の読経相和して   三上孝子

上野みのり

涼しさや石庭をゆく雲の影   大山紀子

江口 孝志

大塔の九輪押し上ぐ夏の空   北川秀子

川口 修

洗ひ髪高野夜風をほしいまま  上野みのり

桑島啓司

千年をただ真直ぐに夏木立   山田佳乃 

武友朋子

楼門に終の一花の夏椿     中野静子

手拝裕任

汗拭ふ曼荼羅絵図の大きさに  桑島啓司

中筋のぶ子

汗拭ふ曼荼羅絵図の大きさに  桑島啓司 

満田三椒

てのひらの山蟻風に返しけり  志々見久美

矢野景一

朝焼に千年杉の秀の揃ふ    山本はじむ

山本はじむ

千年をただ真直ぐに夏木立   山田佳乃



2023年2月5日日曜日

第8回 高野八葉全国俳句大会 作品募集

 第8回 高野八葉全国俳句大会 作品募集

募集作品 雑詠未発表作品(2句1組・1000円)何組でも可

応募方法 所定の応募チラシ、又は原稿用紙に住所・氏名(フリガナ)・電話・結社名を記入し投句料を添えて送付してください。※応募チラシは下記ブログよりダウンロードも可

投句料  2句1組1,000円(何組でも可)

締切   202369日(金・必着)

応募・問合わせ  〒640-1141 和歌山県海草郡紀美野町小畑834-64 手拝裕任方

     高野八葉全国俳句大会実行委員会 電話073-489-5718

     投句用紙ダウンロードは下記より 

     http://www.ne.jp/asahi/wakayama/kii-sanmyaku/kouyahatiyou.pdf

大会要項 2023716日(日)10時受付開始 1230分開会

高野山大師教会・2階中講堂(金剛峯寺横)

伊都郡高野町高野山347(電話0736-56-2015

当日句もあります。

選者   中原道夫・佐怒賀正美・山田佳乃

     朝妻 力・谷口智行・宮谷昌代・森田純一郎

     和歌山俳句作家協会役員選者

           

後援   金剛峯寺・和歌山県・釋迦文院・高野町文化協会・高野町観

     光協会・高野山宿坊協会・ 高野山商工会・和歌山俳句作家協

     会・和歌山文化協会・大覚総本舗

賞    高得点賞1位~10位 選者特選賞他

     上位10句の作品を短冊にして金剛峯寺に掲示

※前日(十五日)佐怒賀正美・山田佳乃両先生が、高野山へ来られす。

   昼から散策・吟行。夕食後懇親を兼ね句会を予定しています。


2022年10月22日土曜日

第七回高野八葉俳句大会

第七回高野八葉俳句大会

 会派を超えた俳句愛好家が高野山に集う「高野八葉俳句大会」も今年で第七回を迎え、去る7月17日(日)に大会が開かれた。


今回から、特別選者に中原道夫氏、佐怒賀正美氏、山田佳乃氏を迎え、応募句の部と当日句の部を設け、応募句には昨年の大会より倍増の648句が寄せられた。

大会には60名が参加し、金剛峯寺近藤本淳総務部長より金剛峯寺賞(ペア宿泊券)が進呈された。応募句の上位5句と当日句の上位5句は、短冊に揮毫され一年間、金剛峯寺新別館に掲示される予定。

来年の弘法大師生誕1250年大法会に向け、より充実した大会を目指している。各賞と選者特選は下記のとおり。

応募句の部入選句と選者特選句

 金剛峯寺賞

後列にパイプ椅子足し夏期講座      浦  貴子

 釋迦文院賞

杜若母の文箱に父のペン            植坂 和子 

 和歌山俳句作家協会賞

どの寺の鐘とも知れず明易し      塚月 凡太

 和歌山文化協会賞

借景のはるかまで山夏座敷          西上 邦子

 高野町文化協会賞

堂涼し千手に何も持たぬ手も        黒田ツヤ子

 高野町観光協会賞

滴りの一と呼吸して落ちにけり      蓮井いく子

 高野山宿坊協会賞

若葉風寄木細工のオルゴール        吉増 典子

 高野町商工会賞

草を刈るまこと細りし父の鎌       山本 容子

 

選者特選句

中原道夫

どの寺の鐘とも知れず明易し       塚月凡太

音といふもの残らざり日雷         森山久代

蝉の声遠のいてゆく座禅かな       岡田邦男

佐怒賀正美

雷雨来てもろもろの花勢ひたる   駿河兼吉

海風の茅花流しとなりにけり    太田妙子

荒梅雨を怺へて紀伊の青き山    矢野景一

山田佳乃

香煙を掻き寄す諸手蝉しぐれ       中山幸子

天を突く高野杉より緑雨かな       辻本俊子

草を刈るまこと細りし父の鎌       山本容子

上野みのり

どの寺の鐘とも知れず明易し      塚月凡太

江口 孝志

玉葱の断面小さき断層とも        山本允子

川口 修

草を刈るまこと細りし父の鎌      山本容子

北岡ゆみ

静かなる系譜を守り蝸牛          岡田邦男

木下敦子

万緑や千年の灯の過去未来       小林志乃

桑島啓司

生業は束子作りや棕櫚の花        馬谷富貴子

武友朋子

草を刈るまこと細りし父の鎌      山本容子

塚月凡太

弥山八経山上ヶ岳青吉野          北村 薫

手拝裕任

白鷺の羽広げたる白さかな         植田節子

深津一葉

鎮もるる高野の里に冬の月        坂田恵子

満田三椒

長茄子妣なら誰か乗せて来る     島貫アキ子

宮谷 昌代

真っ直ぐに父の気性の植田かな      樫本正巳

山本はじむ

借景のはるかまで山夏座敷        西上邦子

矢野 景一

父の日やちちの匂ひの椅子に坐し 蓮井いく子

 

当日句の部入選句と選者特選句



金剛峯寺賞

老いに慣れ一人に慣れて胡瓜揉む  中浴智美

釋迦文院賞

みほとけのまなざし涼し坊泊り   尾崎と代子

和歌山文化協会賞

塵のなきところも掃いて青高野   三上孝子

高野町文化協会賞

この道も世界遺産や蟻走る     川口 修

高野町観光協会賞

宿院に衣擦れの音明易し      山本隆之

高野山宿坊協会賞

万緑や祈りの道はとこしえに    坂田慶子

高野町商工会賞

未草今日咲く白の立ち上がる    古梅かほる

秀逸

羅や正座のしびれ眉に出て     鈴木憲一

空蝉の泥に重さのありにけり    竹内恵美子

選者特選

上野みのり

みほとけのまなざし涼し坊泊り   尾崎と代子

江口孝志

張り替へし太鼓の一打雲の峰    向井 睦

川口修

老いに慣れ一人に慣れて胡瓜揉む  中浴智美

桑島啓司

塵のなきところも掃いて青高野   三上孝子

武友朋子

羅や正座のしびれ眉に出て     鈴木憲一

塚月凡太

夏蒲団離せぬ高野坊泊り      山本はじむ

手拝裕任

水と火を仏に捧ぐ朝ぐもり     塚月凡太

満田三椒

蟻地獄躱せし先の蟻地獄      三上孝子

矢野景一

この道も世界遺産や蟻走る     川口 修

山本はじむ

水と火を仏に捧ぐ朝ぐもり     塚月凡太 



2022年3月9日水曜日

第7回 高野八葉俳句大会 作品募集

 

第7回 高野八葉俳句大会 作品募集

募集作品 雑詠未発表作品(2句1組・1000円)何組でも可

応募方法 所定の応募チラシ、又は原稿用紙に住所・氏名(フリガナ)・電話・結社名を記入し投句料を添えて送付してください。※応募チラシは下記ブログよりダウンロードも可

投句料  2句1組1,000円(何組でも可)

締切   2022610日(金・必着)

応募・問合わせ  〒640-1141 和歌山県海草郡紀美野町小畑834-64 手拝裕任方

     高野八葉俳句大会実行委員会 電話073-489-5718

     投句用紙ダウンロードは下記より 

     http://www.ne.jp/asahi/wakayama/kii-sanmyaku/kouyahatiyou.pdf

大会要項 2022717日(日)10時受付開始 1230分開会

高野山大師教会・2階中講堂(金剛峯寺横)

伊都郡高野町高野山347(電話0736-56-2015

選者   中原道夫・佐怒賀正美・山田佳乃 和歌山俳句作家協会役員他    

           

後援   金剛峯寺・釋迦文院・高野町文化協会・高野町観光協会・

     高野山宿坊協会・ 高野山商工会・和歌山俳句作家協会・

     和歌山文化協会・大覚総本舗

賞    高得点賞1位~10位 選者特選賞他

     上位10句の作品を短冊にして金剛峯寺に掲示

2021年9月13日月曜日

記事が新聞、俳句誌に掲載されました。

高野八葉俳句大会の記事が新聞、俳句誌に掲載されました。

                「俳句界」10月号


毎日新聞和歌山版8/20
わかやま新報8/14

俳壇10月号